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2006年11月18日 (土)

屋久島

  今週のなかば、屋久島へ行ってきました。仕事は初日に終え、二日目は終日、島内を巡りました。

  お目当ては、何よりも屋久杉。縄文杉を見るには、往復9時間あまりの健脚コースを覚悟しなければなりません。仕事のついででは多少無理があるため、それは次回のお楽しみとして、3時間ばかりのコースを、ハイキング゛しました。白谷雲水峡は、標高600~800メートルのところにある屋久杉と照葉樹の混成林地帯です。快晴の空のもとでしたが、森の中は薄暗く、朽ち果てた倒木にはコケが一面に生え、シダ類やキノコも着生しています。森全体が、濃い緑色と木肌の暗い褐色に覆われている中、赤い肌色のヒメシャラは、周りを明るく照らしているようです。歩き出して1時間も経ったころ、弥生杉に辿りつきました。胸高周囲8.1メートルという巨木は、如何にも堂々としていて、この倍の周囲はあるという縄文杉の魁偉さを、想像させてくれるに充分でした。

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   もうひとつの自然休養林が、屋久杉ランドです。海岸から16km標高1000~1300メートルのところにあります。樹齢が1000年を超えるという屋久杉が、あちこちに点在しています。仏陀杉樹高21.5メートル・胸高周囲8.0メートル・樹齢1800年、紀元杉同19.5メートル・8.1メートル・3000年。こうした巨木を見たあとに、比較的小さな、といっても胸高周囲4,5メートルばかりの杉に出会うと、「君の生まれは平安かね、それとも鎌倉かね。まだ若いね。」と問い掛けたくなります。屋久杉の地は、1000年単位の生命が息づいているのですね。森の中を歩いていますと、ここあそこで、やや小ぶりの鹿に出会いました。屋久鹿。ほとんど人を怖がりません。勿論、こちらに寄って来るわけではありませんが、逃げていく感じでもないのです。カメラを向けると、じっとこちらを見ています。残念ながら、森の中の暗がりでしたので、フラッシュをたいて驚かすわけにも行かず、撮影はいまひとつ。猿も多かったですね。

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 屋久杉ハイキングの後は、車で島内を一周しました。海岸沿いの野天風呂を楽しみ、いくつかの雄大な滝を見、そして、海の向こうの離島を遠くに眺めながら、縄文杉への未練を残して、今回の旅を終えました。

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コメント

始めまして、ニックネーム:ヒョードルと言います。まだブログをはじめて数日のペイペイで、兵庫県に在住の者です。私も自然が大好きで休みを利用して山や川などに出かけて写真わ撮っています。写真を拝見させてもらいましたが屋久島も一度は行きたい場所です。とくに巨木に興味の有る私は、屋久杉を実際見てみたいです。屋久杉から比べれば赤ん坊のようなものですが、私の住んでいる兵庫県にも多数の巨木が有ります。とくに但馬の方にはカツラの巨木が多く、私のページにも掲載していますので是非興味が御ありなら立ち寄って下さい。今後もよろしくお願いします。

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