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2006年12月 9日 (土)

夜よ、こんにちは

  シネマテーク高崎にて、マルコ・ベロッキオ監督『夜よ、こんにちは』を観ました。
 この映画は、1978年にイタリアでおきた、極左武装集団「赤い旅団」によるモロ首相の誘拐・殺人事件を題材にした物語を描いています。誘拐・アパートでの監禁・人質交換を迫る政府との交渉と決裂、死刑宣告そして処刑。こうしたスリリングなプロセスの渦中で、メンバーの若い女性キアラの心の変遷が、丁寧に映し出されます。
 キアラが鍵を放ち、メンバーたちが眠る中、モロがひとり外へ出て行き、街路を彷徨うように・・・・・が瞬時、次の場面でモロが処刑に、といった残酷な反転で、この映画が終わります。キアラのこころの軌跡が、このように表現されたのでしょう。
 
 私にとっては、シニア料金最初の映画として、記憶に残る作品となりました。

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