踊り子と駒子の地訪問
昨日は、春爛漫の伊豆半島を旅し、今日は、いまだ雪の降り積もる新潟の中越へ行ってきました。
伊豆は、前日修善寺で宿泊し、天城越えしたあと河津町を経、東伊豆を海岸線沿いに北上して、熱海まで車での旅でした。
修善寺では、ミツマタの黄色の花が、咲き始めていました。ミツマタは中国原産で、室町時代に日本に渡来したということです。ガンピ、コウゾとともに和紙の原料となっています。群馬の自宅近くの農家の庭先にも植えられていますが、開花は今しばらく先のようです。天城峠の手前では、山から流れ落ちる沢沿いにわさび田があり、白い小さな花が、咲きかけていました。
河津町では、桜まつりの幟が、あちこちに立って風に翻っていたのですが、肝心の河津桜はすでに葉桜となり、数の少ない寒桜が満開でした。そして菜の花が、畑いっぱいに咲き誇っています。車の温度計では、外気温は19度を表示しています。伊東近くの海岸では、2,3人の若者が、サーフィンを楽しんでいました。
そして今日、清水トンネルを越えて新潟中越の十日町市へ行ってきました。去年おととしと豪雪で苦しめられたこの地区も、今年は本当 に雪が少なかったようです。去年も同じ頃に当地を訪れているのですが、家の周りに雪の壁ができていたのが嘘のようです。とは言ってもまだ冬のさなか。今日の十日町には、寒々と雪が降りしきっていました。
日程による偶然ですが、期せずして川端康成の作品世界を、昨日と今日の2日間、訪問することになりました。
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