シクラメンが咲いた
去年に引き続き、今年もシクラメンが咲きました。この鉢は、一昨々年(さきおととし)の秋に、地元のJAグリーンで買ったもの。どこにでもあるピンクのシクラメンです。
何年か前、蕎麦屋にあった園芸雑誌で、一般の家庭で育てたという、大きな鉢に入った30年もののシクラメンの写真を見て、驚くとともにちょっと感動もしました。それまで、毎年買って、花の終わった春に庭に出しては球根を腐らせていたのですが、この記事は、ちょっとしたショックでした。手入れをすれば、30年も生きつづけるのですから。早速、実践することにしました。
そこで、その雑誌に書いてあった「お手入れの方法」を思い出しつつ、一昨年の春から、花の終わったシクラメンの養生にかかりました。その結果、最初の年に咲いたのが、下の写真です。06.02.27撮影です。最終的には、3,4輪咲きました。そして、2年目の昨年は、次のように養生して、この早春に、写真のような見事な花を咲かせてくれたのです。
①花が終われば、残った花軸を根元から引き抜く。②霜の降りなくなった5月の連休明けに、半日以上陽があたり、雨のかからない外部に置く。③水は、週に1回、鉢底から流れ出すほどにたっぷりやる。受け皿は使わない。④肥料は、うんと薄めた液肥を、水やりのとき施す。⑤秋は、霜の降りる前に部屋にいれ、陽当たりのいい場所に置く。ストーブ等の暖房はない方がよい。⑥部屋に取り込んだ後は、週に1度、乾き過ぎない程度に水をやる。施肥は不要。⑦年明け、花軸が伸張してきて、3月には見事な花が咲きます。(以上は、群馬県西部での実践です。)
暮れにシクラメンの鉢を買った方は、是非、養生してやってください。来年の春が楽しみとなります。
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