ミモザの日
先日、ミモザの黄色の花について書いたところ、ブリュッセルの娘からメールが来ましたので紹介します。 「3月8日=ミモザの日」は、イタリアだけではなく南フランスにもあるとか。ただ、ベルギーでは「ミモザの日」は馴染みがないようで、娘の周りは誰も知らなかったみたい。ミモザを贈る習慣は、ミモザの木が育つところのもので、ベルギーのようにミモザの育たない寒い地域では、物が手に入らないから習慣そのものがない。でも、「女性の日」はインターナショナル。3月8日は「国際ウーマンズディ」。男性は、例えば、バラを1本ずつ20本とか花屋で買って、職場の女性たち、友人、家族に贈っています。男性から女性への贈り物といえば、4月には、「秘書の日(今はマネージメント・アシスタントディという)」が待ち構えています。先月のヴァレンタィンディから引き続き、男性の方々には何かと出費の重なる季節です。出費が重なると言いながら、贈る側も結構楽しんでいるようで、日本の「義理チョコ」っぽい感じもしないでもないけれど、モノを贈ったり贈られたり、それなりに楽しいことかも。
ところで少し前まで、お花屋さんのウィンドウいっぱいに、ミモザの枝ものが飾ってありました。通りを行きかう人の反応は上々で、店の中に入って匂いだけ楽しむ人もあるようです。今は、ミモザにかわって桜の枝物とリラの花のデコレーション。ミモザほど「ワーオー!」という感じはないですが、こちらも春らしくて結構。
ブリュッセルにも春の装いが、徐々に整いつつあるようです。
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