芋煮会
今日は、隣り組の芋煮会。5月薫風の季節の「新茶と蕎麦の会」につづくイベント第二段です。天気は快晴、空気はピリッとして、木陰や屋内では少し寒いほどでした。が、会場のビニール・ハウスの中は、ティーシャツ一枚が丁度いいくらいの暑さ。そこで、黒の寒冷紗で日除けをし、多少は暑さをしのぎました。
午前中、男性たちが区の恒例の道路清掃をしている間に、女性たちが会場の農家の庭先に集まり、芋煮会の準備をはじめました。
できるだけ地元の農作物で間に合わそうということで、買ったのは牛蒡や豚肉など必要最小限の物だけ。以前はよく使ったという大鍋に、15人分のけんちん汁風味の芋煮とすいとん汁が準備されました。漬物や野菜の和え物など、幾種類かのおかずも、各々持ち込まれました。ビール・お酒・ワインも、皆さんの持ち込み。デザートには、手作りのスィートポテトまでが登場しました。そして12時、最年少のⅠさんの乾杯の音頭で、わが隣組初の芋煮会が始まりました。
開始早々、最長老のYさんがむっくと立ち上がり、「私たち夫婦は、町からダイヤモンド婚の表彰を受けました」と報告されました。30数組の夫婦が表彰されたとのこと。一同拍手。いい雰囲気です。私は、お袋を皆さんに紹介しました。お袋にとっては、今日が初めての近所の皆さんとの顔合わせでした。
芋煮やすいとんを食べながら、話が弾みます。全体にお酒やビールは、あまり飲みません。酒飲みNO2の私も、数日前から胃の調子が悪く、お付き合い程度。酒が入らなくとも皆さん、芋煮とお話に酔ったようにテンションは高くなりました。何ていったって、うわさ話という美味しい「美酒」が提供されているのですから。勿論、別の組のひとのうわさ話ですが。そのうちに、今度は区全体の会もいいな、ということになりました。区は50戸ばかりの大きさ。近所の者同士の往来が極端に減り、道で子供にあっても、どこの子か孫かわからない。当地に5,60年住んでいる人が、そういいます。いわんや、新来者の者にとっては、大人同士でも、わからない状態です。そこで、芋煮会。いいですね。
そんなこんなで、3時間の芋煮会が、あっという間にお開きとなりました。
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