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2007年10月 7日 (日)

野反湖の紅葉は?

 家内とお袋とともに、野反湖へ行ってきました。朝起きて快晴の空を見上げ、「山へ行こう!」ということになりました。1年ぶりの訪問です。自宅からは110㎞、車で3時間ほどの道程です。
P1000508 野反湖は、中津川を堰き止めて造られた、標高1500メートルの山岳にあるダム湖です。中津川は、群馬・長野・新潟の3県を流れ、秋山郷を経て津南町で信濃川に合流しています。20数年前に群馬に来て以来、ほぼ毎年訪れる場所のひとつです。なんどか湖畔にテントを張ってキャンプをしたことが、なつかしい。10年ほど前か、10月10日の体育の日に来た時の紅葉の凄さは、今も忘れられません。

P1000514 紅葉には、少し早かったようです。ダケカンバの葉もまだ緑色を保ち、初秋の風情です。でも、車の温度計は、昼過ぎで12.5℃を記録しており、少し肌寒い感じでした。湖畔では、釣り人たちが、ニジマス釣りを楽しんでいました。ロッジの兄さんの話では、例年より紅葉は遅いということですが、ただ霜が降りると一気に紅葉が進んでしまうとのことでした。

P1000521  ダケカンバとシラカンバの違いが、中々分かりません。ロッジの兄さんから、このあたりの高木は、ダケカンバだと教えられ、そうなんだと納得はしたけれど、ではどう違うのか。樹皮が違うと、本にはあります。ダケは黄褐色、シラは粉白色。確かに、ダケカンバは肌色に近い樹皮で、シラカンバは真っ白ですが、でもまだ自信がありません。

P1000534  ナナカマドの実は、きれいに朱色に染まっています。P1000544  
 ハゼノキも、他よりも早く紅葉していました。

 

 ナナカマドとハゼノキに先導された野反湖畔の木々が一斉に紅葉するのは、最早時間の問題のようです。

 
 お袋は、新幹線に乗っても車でドライブをしていても、外出先では、お茶やスポーツドリンクなどの水分を取りたがりません。トイレに行くことを嫌うのです。和式では、屈むことが出来ず、実質使用不可なのです。が、今日のドライブは、途中の道の駅と温泉センターの福祉トイレのお陰で、お袋のトイレ問題もなく、快適な旅を楽しむことができました。前橋や高崎の市街地から1時間以上も離れた山間(やまあい)の地で、洋式の福祉トイレが完備されつつあり、体の不自由なお年寄りには大助かりです。
             

                                                                                                                           

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コメント

はじめまして
検索して読ませてもらいました
茨城のまさといいます

ぼくも10月7日に野反湖行きました。また色付いてなくて
がっかりしたのですが、その日ロッジに泊まって翌朝は
一晩で色が付いてるのがわかりました。

野反湖はほんとにあっという間に紅葉が去っていくみたいですね。

今日は10日ですが、見頃になっているのでしょうか?
土曜日(13日)にまた行きたいのですが、もう終わってしまって
るのかな?

ぼくも5年前にはじめて訪れたときの紅葉の綺麗さに
びっくりしました。
それ以来毎年行ってますが、いつも外れでした。

今年こそ・・・・・

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