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2008年5月30日 (金)

ドキュメンタリー映画『バレスチナ1948・NAKBA』

1  フォト・ジャーナリスト広河隆一監督作品『パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)』を観ました。冒頭、画面に字幕が流れます。「1948年パレスチナの地にイスラエルが建国された」「70万人以上といわれるパレスチナ難民が発生した」そして「この事件をパレスチナ人はNAKBA(大惨事)と呼ぶ」。映画は、60年前のNAKBA(大惨事)の真実に迫ります。そして、NAKBAは、60年前の歴史の事実であると同時に、この60年間の史実であり、現在のパレスチナの状況そのものであることを、監督は静かに語りかけます。

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2008年5月25日 (日)

アツモリソウの赤城自然園

P1020277  朝方まで残っていた雨も上がり、雲は厚いもののもう雨はなさそう。そこで、10日ほど前の朝日新聞群馬面に紹介されていた、赤城自然園へ行くことにしました。セゾングループが1982年、リゾート開発のため120㌶の山林を買収し、同グループの解体後、「赤城山の自然を取り戻すという目標に向かって」作業が続けられてきました(朝日新聞5/14朝刊から)。
 赤城インターから15分ほど行ったところで、赤城自然園のゲート前に到着しました。小型の観光バスが1台と乗用車が数台、駐車場係りの初老の男性が、のんびりと車の誘導をしています。ゲート近くも閑散としており、観光地の様子は全くありません。なかには広大な森が、ひろがっています。

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2008年5月24日 (土)

初夏の朝 白い花がいっぱい

P1020269  目を覚まし窓の外をみると、陽が射していました。天気予報の「曇りのち雨」が狂ったのを幸いに、早速家内を叩き起こし、愛犬2頭とともに裏山へ出掛けました。1週間ほど前から、山のエゴノキの花が咲き始め、カメラに収めておきたいと思っていたのです。初夏の朝の6時過ぎは、少々肌寒い感じですが、陽はすでに東の空を急いで昇っており、陽射しは結構強い。

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2008年5月18日 (日)

歴史修正主義の敗北

 『世界』6月号は、「歴史修正主義の敗北」と題した特集のなかで、対日「慰安婦」決議の採択が、世界的に広がっていることを紹介しています。アメリカ下院(07年7月30日)のあと、オランダ下院、カナダ下院、欧州議会と続き、フィリピン下院外交委員会(08年3月11日)と韓国国会(07年11月13日)でも、決議案が発議されました。アメリカ下院決議は、安倍自民・公明政権が、参院選において歴史的敗北をしたその日に採択され、メディアにも報じられましたが、他の国々の決議採択については、日本のメディアには無視されたようです。

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映画『光州 5.18』

518 キム・ジフン監督作品『光州 5.18』(韓国07制作)を見ました。1980年5月の光州事件を、真っ正面から描いた意欲的な作品です。韓国の人々にとっては、今日の民主化を勝ち取っていく過程で起こった、暗くて悲しい事件です。1973年の金大中事件や74年の文世光事件、そして79年10月の、世界中に大きな衝撃を与えた朴大統領暗殺事件など、隣国韓国は、激動の時代でした。

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2008年5月11日 (日)

スローフードのゴキンジョ・ヴァージョン

 昨晩は、近所の皆さんが集まって「新茶とお蕎麦の会」を開きました。昨年に続いて2度目の催し。予定の夕方6時には参加者14名が全員集合し、席につきました。皆さんがそれぞれ、1,2品の料理を持ち寄ってきています。早速、会場の農家茶屋ご主人から、打ち立ての蕎麦が供せられ、みんなで舌鼓を打ちました。昨秋、茶屋隣りの畑で取れた蕎麦を、食べる直前に打たれたもの。感想は、「うまいッ!」の一言。

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2008年5月10日 (土)

イラク戦争を生きた二人の子ども

Photo  ユルゲン・トーデンヘーファー著『アンディとマルワ』(岩波書店 08.03刊)は、日本の自衛隊も参戦しているイラク戦争で、海兵隊員として若い命を落としたアメリカの青年と、家の前に落ちた爆弾で右足を失ったイラクの少女の姿を描いたノンフィクションです。
 アメリカ合州国海兵隊予備兵アンドリュー・ジュリアン・アヴィレス上等兵は、2003年4月7日、バクダッドで爆弾に被弾し、戦死。海兵隊に入隊してたったの9ヶ月余のことでした。享年18歳。
 同じ日、バグダッドに住む11歳の少女マルワは、アメリカ軍の落としたクラスター爆弾に被弾し、右足を失いました。一緒にいた3歳下の妹アスラーは、左目に被弾、間もなく死亡。
 著者は言います。「子どもひとりの命は世界中の国家指導者の戦功より重い」と。

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2008年5月 5日 (月)

ブルガーコフ著『巨匠とマルガリータ』

 文学全集を、全巻通しで読もうとするのは、今回が初めてです。学生時代、筑摩書房の「世界文学大系」をつまみ食い的に読んだことがありますが、あとはほとんど文庫か単行本です。いずれも、何らかの理由により、自ら選んで読んできたものです。今回の河出書房新社刊「世界文学全集」では、作家池澤夏樹さんの選んだ小説を、とりあえず全巻読むつもりで、購読を開始しました。既に配本の終わった4巻6作品はいずれも、主人公たちの強烈な個性と刺激的なストーリーに惹かれ、読書の愉しみを十分に味わうことができました。そこで、ベルギーにいる娘に、推奨の気持ちを込めて先日、これら4巻を送りました。
 ミハイル・ブルガーコフ著『巨匠とマルガリータ』(河出書房新社・池澤夏樹編「世界文学全集Ⅰ-05」08.04刊)は、はたして娘に送ってやったものかどうか、読み終わった今、迷っています。決めるのは、娘自身ですが。

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2008年5月 3日 (土)

憲法記念日

 高崎の音楽センターで、群馬9条の会等主催による「第24回憲法記念日集会」があり、参加してきました。2000席前後ある会場はほぼ満席で、昨年以上の盛況振りでした。中曽根元首相や福田首相のお膝元でも、9条を守ろうとの声は、確実に増えています。
 主催者代表の弁護士が、憲法の想定する社会と現実の日本社会との落差について考えてみたいと挨拶され、記念講演としてジャーナリストの斎藤貴男さんが『改憲の動きと格差社会』と題して話されました。

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2008年5月 2日 (金)

F先生の思い出-みどりの日の前に

 通勤途中にある高崎市内の県道の街路樹が、胴体部分でバッサリと伐採されました。道路の両側10本ほどです。目通りの幹周りで100㎝以上はある、街路樹として風格を持ち始めつつあったアメリカ楓です。この街路樹についてはここ数年、秋の紅葉前に緑葉のまま剪定され、せっかくの楓の美しい紅葉を楽しめず、不満を持っていました。今回はついに、胴斬りの憂き目に会ったのです。 

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