夏休み・美しい蝶たちとの出会い
先週土曜日からの夏休みが終わろうとしています。多忙な9日間でした。
9日(土):おふくろと家内とともに、丸沼へ。
10日(日):9条の会記念講演会
11日(月):家と庭の掃除
12日(火):尾瀬ヶ原散策。夕方、孫2人と姉夫婦とその孫2人、計6人来る。
13日(水):孫たち4人と近くの公園で終日遊ぶ、夕方宝積寺で盆供養。
14日(木):長野県蓼科高原、御泉水自然園、白駒池を散策、蓼科泊。
15日(金):私の兄姉とその子供、孫の総勢15人が、わが家に集合。
16日(土):甘楽町雄川上流にて孫世代等10人と川遊び、昼は家で恒例の流しそうめん。
17日(日):昨日午後から今朝にかけ、それぞれ帰宅。
親しい友人たちとの年一度の尾瀬散策は、楽しい時が待ち受けています。単独の尾瀬行きも、幸福な一日を送ることができます。
12日早朝6時半、鳩待峠(晴れ、15℃)を出発。山の鼻-牛首-ヨッピの吊橋-東電小屋-尾瀬橋-見晴し-山の鼻-鳩待峠のオーソドックスな周回コース(19.8㎞)を、ひとり黙々と歩き続けました。お盆のためか、家族連れの多い一日でした。尾瀬からは美しい蝶のことを報告します。
見晴し小屋の裏で、フジバカマ(藤袴)の蜜を吸っている美しい蝶に出会いました。通りかかりの関西訛りの若い女性が、アサギマダラ(浅葱斑)と教えてくれました。しばらく蝶の動きを見ていると、私のまわりをゆっくりと、ふわふわ舞っていました。夏には1000m以上の高山に飛来するようですが、春の北上秋の南下を、1000㎞以上にわたり移動するとのこと。2日後、蓼科でも見かけました。「アサギマダラを調べる会」のサイトには、この蝶の大変興味深い生態が紹介されています。鳩待峠着は14時20分、約8時間の尾瀬ヶ原散策でした。 14日の蓼科・御泉水の散策中にも、きれいな蝶に出会いました。帰ってネットで調べると、クジャクチョウ(孔雀蝶)でした。英名Peacockは、和名と同じ。日本にいるのは亜種で、その名はGeisha(Wikipediaから)とか。たしかに、艶やかな装いの蝶です。尾瀬でのアサギマダラとの出会いが、蝶への興味をちょっと引き寄せてくれたようです。
さらに16日、雄川上流のダム近く、崖からしみだしている清水を吸っている数匹の蝶を見ました。この夏休み三度目の美しい蝶たちとの出会い。群馬の平地で、時々見かけます。ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚羽)。左の尾が切れてなくなっています。何かのアクシデントが、このアゲハを襲ったのか。
偶然が重なり、本当にきれいな蝶たちと出会うことのできた、夏休みでした。
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