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2008年9月28日 (日)

彼岸の尾瀬ヶ原を行く―その2

  1. P10407281  9月23日のブログでは、主に尾瀬ヶ原の「花と果実」の写真をアップしましたが、せっかくなので当日の景観写真も掲載しておきます。
     朝7時に鳩待峠を出発したときの気温は12℃。肌寒い感じでした。快晴の空をバックにした至仏山を左手に、山の鼻に向かって下りていきます。潅木の一部は紅葉を始めていますが、ブナ・トチ・ミズナラ・ダケカンバなどの高木は、昨晩の降雨にあたって瑞々しい緑色をしていました。
  • P10407801  山道を下りる途中、花よ実よと道草を食う私たちを、いく組かの人たちが追い抜いていきましたが、山の鼻に着いたとき、人かず少なく閑散としていることに、少々驚きました。昨年、尾瀬が単独の国立公園となったことを機に、関係県と地元自治体が盛んにPRをしていたのですが、いまだ入山者は、さほど増えていないようです。新聞報道では、1996年の約65万人をピークに年々減少してきたのですが、06,07年は35万人と増加に転じ、今年も10%ばかり増えているとのことですが。
    P10407961   湿原にある池、池塘(ちとう)に生えるヒツジグサ(未草)が紅葉し始めており、色のグラデュエーションを楽しむことができます。P10408021
     牛首の手前、上田代の周辺には池塘が多く、晴れ渡った空と山の姿を美しく池面に映していました。P10408171    牛首から東電小屋方向へ向かい、ヨッピ橋の少し手前で、池塘に姿を映す燧ヶ岳(ひうちだけ)を遠く眺めました。池塘には浮島があちこちに浮いています。P10408581
     東電小屋で昼食のおにぎりを食べ、見晴小屋を経て帰路に着きました。その見晴しを背にしたところで、山小屋に食料を運ぶ背負子さんに出会いました。80kgほどの荷物を運んでいるとは以前、当人から聞いたことがあります。
    P10408651
     竜宮小屋を越え中田代に来ると、尾瀬を代表するといわれる景色に出会います。ここを通りかかる時は、ほぼ同じ角度で写真を撮るのですが、季節と天候によってその景色は異なって見え、いつも新鮮な感動を覚えます。
    これは至仏山方向。 P10408691
     こちらは、燧ヶ岳の方向。大きく繁茂したゼンマイが、赤茶色に紅葉しています。何度見ても飽きない景色です。

 木々の紅葉には少し早かったのですが、湿原の草紅葉は十二分に、尾瀬ヶ原の秋を堪能させてくれました。
(9/23のブログで、沢山の黒い実の生った植物を「ウスズミザクラ(淡墨桜)」と書きましたが、「ウワミズザクラ(上溝桜)」の間違いでした。訂正してお詫びします。) 
 

 
 

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