庭の巣箱
去年の暮れ、庭のヤマモミジの木に小鳥の巣箱をかけ、その下に孟宗竹で作った餌台を置きました。はじめのひと月近く、小鳥たちは警戒してか、ほとんど巣箱にも餌台にも寄り付かなかったのですが、日がたつにつれ徐々に、寄ってきました。シジュウカラ、ヒヨドリ、オナガ、スズメなどは常連組ですが、メジロ、エナガ、シメ、コゲラ、ジョウビタキ、アオジなどが、ときたま訪ねてきます。
梅の咲き始めのころ、シジュウカラが巣箱に興味を示しだしました。数羽で飛んできては、餌台のヒマワリの種をついばみ、巣箱に近づいていきます。ヒヨドリが飛んでくると素早く逃げ、去るとすぐに戻ってきます。巣箱の屋根にとまり、そのうち入口の小さな穴から、巣箱の中を覗き込むようになりました。そしてついに、中に入っていったのです。他の野鳥たちが、さほど巣箱に興味を示しませんので、この巣箱はシジュウカラの住まいになる模様でした。ときどき、入口の穴からちっちゃな顔が、のぞいていました。
ところがここ数日、様相が変わってきました。シジュウカラは相変わらずやってきて餌をついばみ巣箱の周りを飛んでいるのですが、その中に入ろうとしません。新しい住民が住み着いたのです。スズメです。シジュウカラがくると必ずスズメが、集団で寄ってきます。喧嘩をするわけではありませんが、巣箱はスズメの出入り自由になっています。そして、藁や木の枝や犬の毛などを、つぎつぎと巣箱に運び入れ始めました。
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おはようございます
巣穴の直径です
シジュウカラは28~30mm
ヤマガラは30~40mm
スズメは30~40mm
ムクドリは40~55mm だそうです
参照URLは
http://www3.ocn.ne.jp/~kumataka/setsukeizu.html
投稿: なか | 2010年12月 1日 (水) 09時58分