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2009年5月31日 (日)

里山多忙

P10200811   この2週間、週末は地元の行事で、多忙でした。23日の土曜日は、組内恒例の「新茶と蕎麦の会」。3年目の今回は、参加者10名と少し寂しかったのですが、いつものように新茶を楽しみ、地元産の手打ち蕎麦を美味しくいただきました。家内が作った野蕗のきゃらぶきが好評でした。野蕗を水と醤油と黒砂糖で、5日間にわたりガスのとろ火で、計40時間煮込んだもの。十分に手を掛け、黒光りした見事な仕上げでした。隣りの農家の奥さんから教わったもの。

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2009年5月28日 (木)

中国古代のユートピア「天下為公」

 いささか唐突ですが、この夏、中国へ行くことになりました。そこで、中国5000年の歴史について、にわか勉強をはじめました。テキストは、陳舜臣著『中国の歴史』全7巻(講談社文庫)。数年前、4巻まで読んで放っておいたもの。今回は全巻読み通したい。
 伝説の三皇五帝時代の説明のなかに、「大同の世」について語られています。後世の中国人、とりわけ儒家のひとたちが、あるべき政治の姿として描いたユートピアの時代です。出所は『礼記』。礼記(らいき)とは、周から漢にかけて儒学者がまとめた礼に関する書物を、漢の戴聖が編纂したもの(ウィキペディア)。紀元前の中国で描かれた政治論が、21 世紀の日本で輝いて見えることに、驚きます。「天下為私」の風潮が、日本の政界を席巻している現在、「天下為公」の政治をあらためて求めたいものです。

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2009年5月24日 (日)

高崎市との合併、そして閉町式

P10701571  近くの里山に、ホウノキの白い花が咲いていました。この木は、2,30mにもなる落葉高木なので、その頂上に咲く花を写真に撮ることはほとんど不可能ですが、都合よく崖下に見下ろすところで咲いていました。

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2009年5月19日 (火)

ノーベル平和賞受賞者の「ヒロシマ・ナガサキ宣言」

 ノーベル平和賞受賞者17人が17日、被爆地広島の新聞「中国新聞」紙上に、「ノーベル平和賞受賞者ヒロシマ・ナガサキ宣言」を発表しました。来年5月の国連での核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、世界の反核世論を盛り上げることを目的にしたものです。「宣言」のなかで、被爆者たちの反核の決意が3度目の核兵器による悪夢を回避させた、と明言しています。もっとも印象的な部分です。
 ブログ「壊れる前に・・・」のウニさんの呼び掛けに応え、できるだけ多くの人たちに紹介するために、取り上げました。

2009年5月17日 (日)

衣笠カトリック教会

P10701111  昨日、京都・金閣寺の近くにある衣笠カトリック教会において、親しかった信者の皆さんと家族によって、母を送るミサが行われました。母は、この教会において1953年、40歳になる年に洗礼を受けました。洗礼名エリザベート。
 写真の聖堂は、1958年に建設されました。すでに半世紀が経っていますが、純白の外壁は、建設当時のままの美しさを保っています。

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2009年5月15日 (金)

ル・クレジオ著『黄金探索者』

Photo   那覇港を出航し八重山諸島の石垣島へ向かう途中、広大な大平洋のなかに、大小さまざまな島々が、断続的に現われる様子を目で追っていました。私にとっては未知の、島の自然と人びとの暮らしに想像をめぐらせ、何か不思議な感慨に耽っていました。この本を読みながら、40年以上も昔のことを、思い出しました。
 トゥルニエ著『フライデーあるいは太平洋の冥界』とル・クレジオ著『黄金探索者』(河出書房新社 池澤夏樹編「世界文学全集Ⅱ-09 09.04刊)は、前者が南太平洋の無人島スペランザ島の、後者がインド洋のモーリシャス島とロドリゲス島の、孤独な主人公の物語です。

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2009年5月 9日 (土)

憲法記念日

 先週の日曜日(5月3日)、高崎の群馬音楽センターで開かれた「第25回憲法記念日集会」に参加しました。メインの記念講演の始る前に、1947年5月3日の日本国憲法施行の日に発表されたという「憲法音頭」が、歌われ紹介されました。作詞サトウハチロウ、作曲中山晋平。その2番の歌詞は、次の通りです。
  古いすげ笠 チョンホイナ
  さらりとすてて
  平和日本 花の笠
  とんできた うぐいすひばり
  鳴けば希望の 虹が出る ソレ
  うれしいじゃないか  ないか
 この「憲法音頭」から、新しい憲法への希望と喜びを読み取ることは容易ですが、「古いすげ笠」をさらりと捨ててしまった日本国民の軽さに、その後の日本国憲法の苦難の歴史を予感させます。

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2009年5月 2日 (土)

自性寺焼・里秋窯を訪ねる

P10609181  隣接する安中市に、梅林で有名な秋間の里があります。その小高い丘陵の一角に、自性寺焼・里秋窯があります。釉薬を使わない焼締めの陶器に魅せられ、これまでも何度か訪ねたことがありますが、今回は、ぽっと胸に穴が開いたような連休の初めの日に、再訪しました。備前焼や志戸呂焼(静岡・島田)と同じように、自然釉の味わいは、静かで落ち着いており、気に入りの陶器のひとつです。

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2009年5月 1日 (金)

映画『ホルテンさんのはじめての冒険』

Photo  勤続40年、67歳のオッド・ホルテンは、定年退職の日、人生初めての遅刻をしました。毎日、時計のような規則正しい生活をおくっていたホルテンが、人生の道草を食い始めたのです。
 ノルウェーの、私よりちょっと先輩の、定年後の物語です。孤立して生活する人びとが、孤独とならずに、肩に力を入れることなく、定年前の非日常を取り戻して、さりげない生活を送っています。

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