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11月19日の朝日新聞朝刊に、外岡秀俊編集委員による「文化交流拠点を沖縄に」というコラムが、掲載されていました。10月末、韓国全州市で「東アジア出版人会議」が開かれ、そこで、「東アジア100冊の本」が発表された、とのこと。また同会議では、アジアでの安全保障や経済での共同体に先駆けて、まずは、文化共同体を目指そう、と論議されたことを紹介したうえで、外岡さんは、この「東アジア文化共同体」の交流拠点として沖縄を検討してみてはどうか、と提案しています。
先週の竹林整備の体験学習会に引き続き、今週は、「里山再生のための竹林整備と竹材の有効活用」と題した講演会に参加しました。NPO法人上州高山・竹倶楽部と群馬県環境森林部の共催。講師は、福岡県の元森林技術研究員で、現在、竹林利活用アドバイザーとして活躍中の野中重之さんでした。
ボローニャ大学の古く威厳に満ちた図書館。聖人像が見下ろす広大な床一面に、太い釘で磔となった古文書が累々と、横たわっています。捜査に来た女性検事は思わず、つぶやきます。「まるで天才芸術家の作品」。『薔薇の名前』を思い出させるような、重々しくスリリングな始まりです。
(エルマンノ・オルミ監督作品『ポー川のひかり』(原題“Cento Chiodi” 百本の釘 イタリア 2006年)。