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2010年3月 3日 (水)

ザゼンソウのこと、家畜糞尿のこと

P11007381_1_2  前橋市富士見町沼の窪。杉林の中を流れる小さな清流沿いに、自然に群生したザゼンソウが、見頃を迎えていました。数年前、6月20日頃の尾瀬ヶ原で、ミズバショウとともに見たのが最初でした。ここ沼の窪では1月下旬に、周りの雪を融かして顔をのぞかせるそうです。地元では、旧富士見村天然記念物として、大切に保護されてきています。

Img_32311_1_5  ザゼンソウは、サトイモ科の仲間で、形はミズバショウに近く、悪臭はコンニャクの花に似ています。花弁のないたくさんの花が集まり棍棒状になったものを肉穂花序 この花序を包み込んでいる暗紫褐色の苞を仏焔苞という、と説明にありました。開花の時、肉穂花序が悪臭を放って虫を呼び寄せ、また25度ほどに発熱して、雪を融かすとのことです。おもしろい習性をもった植物です。

 悪臭といえば、先の週末、近くの川に家畜糞尿が垂れ流しになっている、との苦情が寄せられ、現場へ見に行きました。市から委託された環境保健委員の役目です。現場は農道をはさんで、右側に小さな水田が棚状に並び、左側に幅2,3mの小川が、竹薮の崖沿いに流れています。その小川に、竹薮の崖から、家畜の糞尿が流れ込んでいました。周辺には家畜糞尿の悪臭が漂っています。何と、この小川のすぐ上流はホタルの生息地で、毎年、ホタル狩りを楽しんでいるところです。糞尿を垂れ流している崖の上にいってみました。すると、2,3反の牧草畑から竹薮にめがけて、大量の牛の糞尿がぶちまけてありました。これが、崖下の小川に流れ込んでいたのです。市役所へ連絡すると早速、産業課の担当職員が、現場を見に来ました。彼らは、私が驚きあきれたほどには感情が表に出ないで、大変冷静でした。さて、どのように処理するのか。今後、行政の対応を見守りたい。
 案内した牧草畑で、牛糞の臭いを嗅ぎながら、今年初めてのウグイスの鳴き声を聞きました。昨年より、10日以上遅い初鳴きでした。

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