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2010年5月25日 (火)

里山の木々に咲く花

Img_445611_1_2  近くの里山に、エゴノキの花が咲いています。数日前に見たときにはまだ、つぼみだったのですが、今朝犬の散歩にいったとき、一斉に開花していました。純白の花弁と薄黄色の雄しべからなる小さな花が、無数にたれさがり、目を楽しませてくれます。小さなまゆ玉のような、開花直前の花も、大層可愛い。

 7月になると、小さな果実がいっぱい、たれさがります。この地の人たちは、ふうせんの木と呼んでいます。果皮には、サポニンという毒があり、口に含むと強いえぐみがあるといいます。エゴノキの和名は、ここからきたようです。
Img_44991_1 このエゴノキの花が咲く頃、不如帰(ホトトギス)がやってきます。今朝、今年初めて、あのキョッキョ・キョキョ・キョキョという鳴き声を、聞きました。冬の落葉期には、木々にとまった野鳥たちの姿を見ることは容易ですが、青葉の茂った夏場は、もっぱら鳴き声だけを楽しむことになります。不如帰の姿は、いまだ見たことがありません。あの口やかましい画眉鳥(ガビチョウ)が、不如帰に対抗するかのように、けたたましく声高に、今日も叫んでいます。先日、ヴェトナムの下町を旅するテレビ番組で、鳥篭にはいって鳴きつづけている画眉鳥が、映っていました。かれらの故郷では、可愛がられているようです。(写真は、ヤマボウシの花)
Img_4422_1_2 山桜のあとは一時、藤の花が、里山をにぎやかに飾ります。人が山にはいらなくなった近年は、コナラやクヌギ、あるいは杉や檜に藤蔓がからまり、山が荒れ放題となっていますが、ただ花の季節のみ、藤は里山の此処かしこで、人の目を楽しませてくれます。藤の花よりやや遅れて開花するのが、桐の花です。藤の花がなよやかで優雅なのに対して、桐の花は、同じ紫色でも、天に向かって豪快に咲きます。この桐の花とほぼ同時期に咲くのが、ニセアカシアの白い花です。あたり一体に、強い芳香を漂わせ、蜜蜂や蝶を引き寄せています。人間だって、これを天ぷらにして食べれば、花の香りを食することができます。ちょうど一週間前、ニセアカシアの天ぷらを、つけ麺といっしょに食べました。このニセアカシアと交代するように登場するのが、ホウノキやヤマボウシの花です。ただ、ホウノキの花は、大輪だけに、早く朽ちてしまいます。そして写真のヤブデマリも、今が盛り。   
Img_4533_1  この記事を書いている最中に、庭いじりをしていた家内が、興奮した声で私を呼びました。庭へ出てみると、オオムラサキツツジの株で、うす緑色した蛾が、羽化したところだったのです。ネットで検索したら直ぐに、オオミズアオという名前が分かりました。大水青。水色というよりもうす緑色です。小熊笹やツツジの緑色に混ざって、ちょっと離れると姿が見えなくなります。色とともに姿も、なかなかきれいです。前翅長は50㎜ほどありました。

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コメント

我が家の法面は、果樹や山菜を処狭しと植えています。

割りを喰ったのが、前から生えていた木々。
大きな松の木は業者に切って貰い、お酒で詫び・・・m(_ _)m。
(切り株でベンチを作成しました)
法面の木々の中で、一昨年から「気になる樹」が生えてきて、昨年「エゴノキ」では・・・?と、手をかけずにいたら、今年ついに青い蕾?がブラ下がっていました。
見栄えはもちろん、意外に香りの良い花で好きな花です。
また、法面には鳥が種を落としたのかハナミズキが見る見る大きくなり昨年から花をつけました。もらい手がないまま2本目も大きくなってきました。

楽しみなのは、昨秋植えた大好きなヤマボウシ(約2M×2本)です。
初めての春を迎えて、葉が生き生きと生えてきました。
来年には白い花を咲咲かしてくれるでしょうか。

寂しいのは、道々樹の話しをする相手がいないことです。

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