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高崎市の南西にある小高い丘陵地帯を観音山丘陵といいます。ここには、高崎観音や少林山達磨寺などの寺院、森林公園・自然遊園地・染料植物園・キャンプ場などの野外施設、そして障害者の暮らす国立コロニー等々が、あります。また、高崎市側の東北山麓には、高崎市民の住む住宅地がひろがり、逆の南西山麓には、棚田や畑とそれを耕す農家集落があります。これらの田畑や住宅・施設を大きく取り囲んでいるのが、主にコナラやクヌギからなる里山です。
昨日、上野の国立博物館にて、『誕生!中国文明』展を観ました。中国河南省出土の、夏から北宋までの3000年間の、青銅器や陶磁器など150点の名品を集めたもの。昨年の中国旅行では、河南省を含めた各地の考古学博物館を訪れ、中国の悠遠なる歴史に圧倒されましたが、今回再び、中国文明あけぼのの頃の名品に出会い、味わいを一層深めました。(『神獣』春秋/前6~前5C/高48㎝)