大震災被災地を訪ねて-下-
前日、盛岡から福島に移動し、27日(水)朝から、伊達市梁川町の体育館を訪ねました。ここには、南相馬市や双葉町などの被災者が、避難していました。大地震と巨大津波の被害に加え、深刻な原発事故による放射能汚染が進行中の地域の人びとです。
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前日、盛岡から福島に移動し、27日(水)朝から、伊達市梁川町の体育館を訪ねました。ここには、南相馬市や双葉町などの被災者が、避難していました。大地震と巨大津波の被害に加え、深刻な原発事故による放射能汚染が進行中の地域の人びとです。
先週土曜日(23日)から昨日(27日)までの5日間、宮古市田老と伊達市梁川町に行ってきました。田老では、大津波被災者の避難施設を訪ね、梁川町では、大津波に原発震災が重なった被災者の避難先を訪問しました。そして、この春とれたところの新茶を、被災者の皆さんに飲んでいただきました。この10年間、日本茶の仕事をしてきたのですが、茶を淹れてこんなにも喜んでもらったのは、初めての経験でした。
一昨日、市役所支所の投票所で、市長・市議会選挙の期日前投票の立会人として、朝8時半から夜8時までの半日を過ごしました。一人の投票管理人(市役所職員)と二人の立会人(住民)が見守るなか、6人の投票実務者(職員)の運営のもとに、有権者による投票が行われます。この日、投票にやってきた市民は、142名。平均1時間に12人ほどの来場でした。暇が苦痛な半日でした。
昨日の衆院経済産業委員会において、共産党の吉井英勝議員は、今回の福島原発事故の原因について、政府にただしました(衆院ホームページ:①左カレンダーで「4/6」、②会議名で「経済産業委員会」、③吉井英勝をそれぞれクリック)。ポイントは二点。ひとつは、同議員が5年前から警告してきた「津波による電源喪失事故」について、政府は一貫して、その可能性を否定してきたことについて、ふたつめは、地震・津波発生直後、原発の炉心溶融と水素爆発を防ぐために、東電と政府が適切な初動対応をとったかどうかについて。