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2011年5月31日 (火)

ドキュメンタリー映画『地下深く 永遠に~核廃棄物10万年の危険~』

Img_9968_1  原子力推進派の、反原発・脱原発を訴える人々に対する批判は、例えばこんな具合です。「産業技術の急速な発展に違和感を抱く反文明活動家達は、安全管理体制のゆるみが招いたチェルノブイリの暴走事故などを種にホラー・ストーリー作りに没頭し、大衆を原子力嫌悪の渦に巻き込もうとする」(日本原子力文化振興財団 秋元勇巳理事長の文章から)。

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2011年5月20日 (金)

市民科学者・故高木仁三郎さんの遺言

 テレビ・カメラは、無人となった町のなかを、牛たちの群れが走り去る様子を、とらえました。「放牧」された牛たちとアナウンスされましたが、正しくは、「遺棄」された牛たちというべきでしょう。原発避難地区の光景です。勿論牛たちは、高濃度放射線に曝され、人間同様に、急性あるいは晩発性の障害を負うことでしょう。牛舎に繋がれたまま餓死していく乳牛たちの姿も涙をさそいますが、餌と水を求めてさまよい続ける牛たちも、哀れでならない。犬や猫も、虫や鳥や魚たちも、生きとし生ける物すべてが、放射線に曝され、その生命(いのち)が脅かされています。

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2011年5月18日 (水)

生命科学者・柳澤桂子さんの反原発への意志

  原子力問題でいちばんの悪者はいったいだれなのでしょう。
 原子力を発見した科学者でしょうか。
 原子力発電を考案した人でしょうか。
 それを使おうとした電力会社でしょうか。
 それを許可した国でしょうか。
 そのおそろしさに気づかなかった国民でしょうか。
 そのように考えてきて、私はふと、私がいちばん悪かったのではないかと気がつき、りつ然としました。
 私は放射線が人体にどのような影響をおよぼすかをよく知っていました。
 放射能廃棄物の捨て場が問題になっていることも知っていました。
 けれども、原子力発電の恐ろしさについては私はあまりにも無知でした。
   ― 柳澤桂子著『いのちと放射能』(ちくま文庫・初版は1988/11刊)より ― 

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2011年5月17日 (火)

土方、屋根掛け、小屋作り

P1140790_1_2   先週土曜日は、区の道普請に駆り出され、半日、土方作業をしました。10日前に負った首筋の火傷あとを気にしながら、田圃の地権者や耕作者とともに、凸凹道に砂利を敷き均しました。高崎市から砂利現物の支給をうけ、重機と手間は、地元が出すというもの。概して、耕作者は熱心に働き、地権者はお座なりに、スコップを持ってブラブラしているだけ。といっても、主に仕事をこなすのは、ダンプカーとブルドーザーだから、不公平感は、あまりない。

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2011年5月 9日 (月)

今年のバンブーウィーク

Img_9877_1_2 今日の午後、家内と二人で、いつも竹刈りに行く竹林にタケノコ掘りに行きました。4月末、東北の被災地にいったとき宿を提供してくれた友人たちへ、タケノコの瓶詰めを送るために、少し多目に掘りだしてきました。昨日夜のニュースは、福島県のタケノコは、放射能汚染のため、出荷制限となったと伝えました。勿論、福島の友人にも、この瓶詰めを送る予定です。

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