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2011年6月 7日 (火)

竹林整備を楽しむ

P1140712_1_3   3.11以降の80日余は、被災者の境遇に涙し、原発事故に不安と恐怖を強いられ、絶望的なまでの政治の貧困に、気分は落ち込むばかりです。人生の同伴者との会話も、いささか荒れ模様で、国会での「目糞(自民党)鼻屎(民主党)を笑う」図に 、あきれ返ったり罵ったりと、落ち着きません。だから週末には、荒廃した竹籔に入って竹伐りに汗を流し、美しくなった竹林を愛でて、憂さを晴らします。

P1140702_1_4  竹林整備の地元メンバーのほとんどが、5月連休明け早々に、農作業を理由に11月までの竹伐り休止宣言をしてしまいました。彼らには、自分の竹林の整備もあるので、仕方ありません。しかし、竹林の荒廃は、人間の都合を待ってくれません。 タケノコの季節まではもっぱら、孟宗竹の竹薮を整備していたのですが、5月いっぱいは、市道に倒れかかった真竹を、伐ることにしました。昨春の季節はずれの降雪で、倒れたり折れたりしたものです。
 市道沿いに、長さ100m・巾5~10mの帯状に、真竹林を皆伐ないし間伐しょうというものです。まず、5月3,4日の2日間、プレス工場を経営するMさんとボランティア専任のⅠさんと私の3人で、取りかかりました。一部、急勾配の法面があって初めのうちは、作業は困難を極めましたが、その後はゆるやかとなり、順調に伐採していきました。2日目の午後には、全体の2割程度の面積を整備し終えました。そして終わり間際、迂闊にも、私が首筋に軽い火傷を負ってしまい、病院へ。後は残った2人と、通りかかりの助っ人1人が加わり、後片付けをしました。そして、2日間休憩。
P1140733_1  5月7日再開。この日は、埼玉、千葉、東京から私の友人たちが、手伝いに来てくれました。彼ら5人と地元2人の計7人での作業となりました。遠来の応援組は、はじめての体験でもあり、張り切って、竹伐りに励みました。半日の作業でしたが、みんないい汗をかき、竹林も美しくなって、満足気でした。この日の作業で、目標の5割ほどを終えましたが、未だ先は、長い。
 5月22日(日)には、高崎の福祉施設の職員と通所者の皆さん10人が、鋸・ヘルメットを持参して、やってきました。連休、タケノコ掘りにこられた時、竹林整備を呼びかけたもの。この日は、地元2人を含め総勢12人での竹伐りとなり、作業は大いにはかどりました。人数が多いのでひとりの青年に、自動車通行を大声で知らせる係りを、頼みました。真竹といえども、長さは15メートルはあり、道路に倒れ掛かると大変危険です。もっぱら自動車係りとなった彼は、作業後、報告しました。「自動車は8台、通りました。さっきの車は、止まらないまま行ったので、危なかったです」。この日の作業で、残すところ全体の1/4程になりました。
Img_00811_1_2  翌週の日曜日には、他に用事があったため、26日(木)に仕上げの作業をすることにしました。Ⅰさんと私と家内の3人で、終日、竹林に入りました。前の日曜日に切り倒した竹の整理が、主な作業となりました。竹林整備の作業は、[①竹の切り倒し→②枝葉のある上部と幹のみの下部の切断→③運搬→④利用(炭焼き、チッパー粉砕、焼却等)]の順番にやりますが、意外と大変なのが、②と③の作業です。この日は専ら、切断・運搬・焼却。だから、竹林整備そのものは、あまり進みませんでした。
 そして、一昨日(6月5日)の日曜日、最終仕上げのつもりで、家内とともに出掛けました。常連のⅠさん、プレス工場のMさん、長老で働き者のNさんの3人が、やってきました。彼らこそは、私たちの「竹林整備&炭焼きグループ」のなかで、最もよく働き、もっとも器用な人たちです。手を休めては談論にふける地元メンバーを他所に、まめに体を動かし、いつも何かしら、立ち働いています。今回の真竹林の仕上げ作業には、もってこいのメンバーです。P11409041_1 私は、Nさんの伐り倒した竹を二つに切り、道路まで運ぶ役に徹しました。Ⅰさんは、独り言をブツブツ云う癖がありますが、Nさんは作業の間中、口笛を吹きつづけていました。如何にも、竹伐りが楽しげです。ⅠさんとともにNさんは、何時も、弁当とお茶を持参してきます。彼らとの共同作業は、私にとっても本当に、楽しい。これが賃金労働だったら、こんなにも真面目に、持続的に、楽しく働くことはないだろうと、ふと思いました。
 こうして、ほぼ1ヶ月かけて、市道沿いの真竹林の整備を、終えました。ざっと計算すると、27人工(にんく)の手間がかかった事になります。

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コメント

はじめまして。
テレビ番組を制作しています新保と申します。
コメントからのご連絡、失礼致します。

現在、制作中の旅番組で、田老町(現・宮古市)の画像を探しております。
そこで、貴ブログに掲載されてます下記の画像をお借りしたく、
連絡させて頂きました。

■2007年3月14日(水)の記事内
田老町の漁港と防潮提の画像

もし差し支えなければ、メールアドレスでのやりとりにて、
詳細をご相談させて頂きたいと思います。
ご検討くださいますよう、何卒よろしくお願い致します。

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