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2011年7月26日 (火)

林京子さんから「長い時間をかけた人間の経験」を聴く

 長崎で被爆した作家・林京子さんは、震災後の福島の原発事故をみたときの感想を、「全身が震える程の絶望と憤怒、落胆です。ああ、この国は確かに被爆国であった。なのに何も学習してこなかった」と、日経新聞(6/23)に寄せています。また、「8月9日をフクシマとつないで考えることは、人間の命をどう考えるかという問題だと思う」とも述べています。

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2011年7月18日 (月)

ドイツからの歓喜と希望のメッセージ

P1150085_1_2  早朝、ドイツ・フランクフルトからのライブ中継で、FIFA女子ワールドカップ決勝戦を観戦し、日本チームの勝利の瞬間、ここ何年も味わったことのない、うちふるえるような歓喜を覚えました。日本の多くの人びとが、この喜びを共有し、すべての選手たちに喝采を送ったことでしょう。まずは、選手の皆さんに心から、おめでとう、とお祝いの言葉を贈りたい。(写真は、NHK映像から)

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2011年7月12日 (火)

第五福竜丸展示館を訪ねる

1_p1140944_1  先週の火曜日、東京・夢の島にある都立・第五福竜丸展示館を訪ねました。道路と鉄道と倉庫からなる人工の空間に、広大な公園緑地があり、そのなかの木立に囲まれて、展示館がありました。隣りのヨットハーバーから、ここが「島」であることを納得します。
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2011年7月 4日 (月)

大江健三郎・大石又七 核をめぐる対話

P1140918_1_2  3.11直後の3月15日、大江健三郎さんは、朝日新聞連載中の『定義集』に、「【水爆経験を語り続けている人】抑止論の欺瞞、明確にあばく」というエッセイを寄せて、大石又七さんのことを書きました。そのエッセイの最後に、都立第五福竜丸展示館に、大石さんの話を聞きに行く、と記されていました。

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