「沖縄の苦しみ・福島の悲しみ」
朝刊の「通販生活」の広告に、次ぎのようなキャッチ・コピーが掲げられていました。「買い物が大好き。新商品が気になって仕方がない。でも、沖縄の苦しみや福島の悲しみも気にかかる・・・」。沖縄と福島。確かに現在、沖縄は普天間基地移設問題で苦しみ、福島は東日本大震災と原発過酷事故の悲しみで打ちのめされています。これら二つのことは、同時に進行していますが、しかし、福島と沖縄が同時に論じられることは、これまで多くはありませんでした。だから読者には、今朝の「通販生活」のキャッチ・コピーにあった「沖縄の苦しみや福島の悲しみ」という表現に、すこし戸惑いがあったかもしれません。