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昨年の7月、はじめて東京・夢の島に第五福竜丸展示館を訪ねました。その2日前のNHK・ETV特集『大江健三郎・大石又七 核をめぐる対話』のなかで、ビキニ事件の最も若い被爆者であった大石又七さんは、痛恨の思いを込めて、次ぎのように発言しました。「私たちがビキニで体験した恐怖を今、福島の人たちが体験している。ビキニ事件のとき、放射能と核兵器の怖さを世の中に知らせるべきであったが、それが隠されてきた。その結果が、福島の原発事故につながった。」