反日デモ ― 丹羽駐中国大使の警告が現実に
新聞やテレビの報じる中国の尖閣・反日デモは、日を追って拡大し、行動も過激化して収まる気配がありません。日本政府はみずから当事者となって動きがとれず、自民党総裁候補たちは、時を得たばかりに、ナショナリズムを煽る言辞を弄して、無責任に元気づいています。アジア近隣諸国との和解と友好を願ってきたひとりとして、悲しみとやり切れなさがつのるばかりです。今日一日、『世界』10月号の特集記事「日中国交回復40年 ― 対立を越えるために」読みつづけました。
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新聞やテレビの報じる中国の尖閣・反日デモは、日を追って拡大し、行動も過激化して収まる気配がありません。日本政府はみずから当事者となって動きがとれず、自民党総裁候補たちは、時を得たばかりに、ナショナリズムを煽る言辞を弄して、無責任に元気づいています。アジア近隣諸国との和解と友好を願ってきたひとりとして、悲しみとやり切れなさがつのるばかりです。今日一日、『世界』10月号の特集記事「日中国交回復40年 ― 対立を越えるために」読みつづけました。
週末、地区の高齢者を対象にした長寿を祝う会が、開催されました。毎月1回開いている地域の人びとの集い「ふれあいの日」の、9月の企画です。回覧された案内には、つぎのように記されていました。
「地区に住むお爺さんとお婆さんの、長年にわたる地区への貢献に感謝するとともに、皆さんの長寿をお祝いします。」
毎週金曜日の首相官邸前での脱原発・原発再稼動反対デモは、「一時の現象(ブーム)」という見方を乗りこえて持続性を発揮し、しかもその影響は、日本社会に広くかつ深く、浸み込んでいくようです。当初、無視あるいは軽視を決め込んでいたマスメディアも、最近では、さかんに取り上げるようになりました。
北関東の地方都市での脱原発運動も、地味ではありますが、継続して取り組まれています。