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ストラスブール(7/25・木、アルザス地域圏首都、人口27万人)
前日の夕方、河港近くのホテルにチェックインし、早速、観光客用の水上バスに乗船して、1時間のストラスブール遊覧に出かけました。水上バスは、旧市街を楕円状に囲んだイル川の水路を進み、欧州議会まで周遊します。車窓観察ならぬ船上観察から見えたもの。運河と閘門(運河の水面調節装置)と旧税関は古今、この街がライン河の水運を利用した商業都市であったことを教えてくれます。大聖堂と木組み住宅は、ストラスブールがアルザスを代表する都市であることの表徴。
ドイツ帝国によって建設された共和国広場の建築物は、国境の街ストラスブールの近代史を映しだします。そして、ヨーロッパ議会は、この街がフランスの辺境にありながら、ヨーロッパの中心であることの証し。9時30分、遅い夕陽が古今の建築物に映えて、美しい。
ランス(7/20・土、21・日 シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏マルヌ県、人口20万人)
ベルギーでの2日間の滞在の後、フランス東北部アルザス・ロレーヌへの10日間の旅に出かけました。ここからは、娘の運転するフォルクス・ワーゲンのゴルフが、私たちの足となります。シント・ニクラスから高速道路に乗り、翌7月21日の新国王就任式でにぎわうベルギーをあとに、ランスを目指しました。ゴルフは、広々とした耕地を横切り、時速130㎞で快調に走ります。地元のベルギーナンバー(B)にまじって南下するオランダナンバー(NL)が多い。フランスにはいると俄然、イギリスナンバー(GB)が増えました。初めての左ハンドル車というドライバーの運転も至極、順調な様子。