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2014年6月 1日 (日)

ニセアカシアの倒壊

2014_05_07_023_2  朝の散歩からの帰り道、地区の役員から、木が倒壊して県道を妨げている、と知らされました。早速現地へいってみると、無人寺近くの県道に、ニセアカシアの大木が倒れこみ、自動車道を塞いでいました。とりあえず区の三役で、道路上に飛び散った大小さまざまな枝や木片を片付け、自動車が通れるようにしました。しかし、大木の本体は電線に引っかかったままで、いつ倒れこんでくるか予測できません。そこで消防署に電話し、応援を頼みました。

2014_05_07_020 市の消防士が4人、すぐに駆けつけました。彼らは早速、赤色のロードコーンを置いて通行を制限し、倒木を観察したのち自分たちでの倒木撤去は困難と判断、道路管理者である県土木事務所や電線所有者の東電など関係先に連絡しました。
 まもなくしてパトカーが到着、警察官2人が交通整理をはじめました。朝の10時ころで、県道といえども自動車の通行はほとんどなく、やってきた車も引き返し、支障が出ることはありません。
 
 倒壊したニセアカシアは、真竹の生い茂った傾斜のある竹林に生えており、根際から倒れていました。この樹種は根が浅い2014_05_07_026ため倒れやすい、という話を聞いたことがあります。2年前にも、今回の現場から10メートルと離れていない山の斜面から、やはりニセアカシアの大木が、県道に倒れこむという事件がありました。その時は、台風の直後だったと記憶しています。さて、道路に飛び散った樹枝は、樹木本体から引き裂かれていました。これもこの樹の特徴で、成長が早くその分強風などによって、幹を斜めに裂かれて倒れやすい。今回倒壊したニセアカシアは、昨年秋の台風やこの2月の大雪などによって、相当ダメージを受けていたものと想定されます。
 ニセアカシアといえば、毎年5月10日前後に、よい香りの可憐な白い花が咲き乱れ、ミツバチはせっせと蜜を集め、ヒトはてんぷらに舌鼓を打ちます。実は、この倒れたニセアカシアは、3週間ほど前、わが家の食卓に載ったてんぷら食材の提供者だったのです。

 2014_05_07_041_2しばらくすると、県土木事務所や市役所支所から、担当者たちがやってきました。また、県土木から依頼された地元の土建業者は、社長以下5名が大型のユニック付きトラックで到着。私服の警察官もきました。現場はずいぶんにぎやかになり、人数を数えると20名がその場にいました。しかし、作業に取りかかることはできません。木の枝が電線にかかっているために、東電がこないと始まらない。その東電の担当者が来たのが、11時前。地区三役が現場に来てすでに、90分経過しています。ここでは、「官」が早く「民」が遅い。しかも、作業用高所2014_05_07_056車が来たのは、さらに40分経ってから。やれやれです。 作業開始は、12時近くになりました。関電工の作業員が、高所作業車のバケットに乗ってチェーンソーで、電線に引っ掛かった枝を切り落し、さらに太い樹幹を丸太状に伐り落としました。その後、土建業者がユニックで倒れた木を支えながら、道路に突き出た幹を伐っていき、作業が完了したのは、1時前。結局、ニセアカシアの倒木騒動は、半日がかりとなりました。 

 倒木騒ぎのあった現場には、まだ数本のニセアカシアの大木が、生えています。早晩、今回と同じように、倒壊する懸念があります。前回も今回もともに、幸い人身事故や物損事故につながらなかったのですが、きわめて危険です。やはり倒壊予防として、早急に切り倒すことが必要だと思います。そこで県土木の担当に、行政の支援を受けられないか聞いたところ、基本は地権者の責任だとのこと。その地権者にどれほど当事者意識があるのか心許無い限りですし、その地権者も高齢化や遠隔地居住などで、現実には当事者になり難い状況です。コストは間違いなく、予防措置のほうが格段に、やすいはずです。人身事故や物損事故のリスクを考えれば、なおさらのこと。行政の知恵を借りながら、何とか地域の力で予防策を講じなければならない、と痛感しました。

  

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コメント

初めてコメントします。里山のふくろうさんが、写真展飯館村の会場にいた事務局の人ではないかと思いまして、コメントしています。飯館村の写真展の会場に昼前からカメラ片手にお邪魔した、桐生市に住むものです。
ちょっとお願いがありましてコメントしているわけです。今度桐生市の市民文化会館で6月13日~15日まで仲間との五人展を開催します。私は昨年から通って撮りためた「福島」の現状の写真を展示します。お願いというのは飯館の写真展のときに展示してあった「飯館村の原発事故による被害と経過」という文章をそっくり展示させて、いただくことのお願いなのですが・・・。もしお許しいただけるのなら、私のメールアドレスにご返事をお願いしたいのです。よろしくご検討お願いします。

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