尾瀬快晴
原生林のなか、樹林の紅葉はすすみ縮んだ黄葉が目立つ。尾瀬は最早、晩秋。
湿原の草紅葉も盛りを過ぎ、枯れはじめている。そして、縞模様がくっきり。 高い帯がケルミ、濃色の低いところがシュレンケ。謎の現象とか。
池塘に樹影が映える。逆光で、青い空が表現できない。
そこに突然、鴨が現れた。このあと、つがいの相手もやってきた。
羊草(ヒツジクサ)の葉も、黄色くなっている。
春・夏の湿原を彩っていた山野草の花たちは姿を消し、枯れた茅や笹がさらさらと風に鳴っていた。尾瀬ヶ原で聴くこの季節の風の音は、晩秋の寂寥感をかもしだす。
青空に白樺の白色が映える。この樹 は、落葉後の白骨状の姿が、目を引く。
小さな橋の下で、10センチほどのハヤが群れていた。
今シーズン、おおぜいの訪問者で賑わうのは、この日が最後かもしれません。
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