
「絶望するには、いい人が多すぎる。希望を持つには悪い奴が多すぎる。なにか綱にようなもので担いで、絶望から希望へ橋渡しをする人がいないだろうか」(井上ひさし『組曲 虐殺』から)。
昨年末読んだ、ノーマ・フィールドの講演録の最後に引用されていた、井上ひさしの言葉です。絶望と希望が交錯する2017年の年明け、「絶望から希望へ橋渡しをする人」を探しつづけるこれからの日々を、おもいます。
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