今朝のバード・ウォッチング
つれ合いと向いの里山を散策。右手にコンパクトカメラを握りしめ、野鳥の飛来を期待する。すると、竹藪のなかから、甲高いチィッチィッチィッという声とともに10数羽のエナガの群れが、素早く飛んでいきました。カメラを向ける暇も与えない速さ。エナガの撮影は、難しい。(写真は10日ほど前に、自宅の庭に飛んできたエナガをキャッチしたもの)
その後、鳥の声も姿もありません。いつもはお喋りのつれ合いが、神妙な顔をして静かに歩いていたので、どうしたのかと聞くと、鳥の声を必死で聴いている、という。残念ながら、何も聞こえない。この辺り、放射能の影響が少なくなったここ1,2年、いっせいに椎茸原木のコナラやクヌギが伐採されたため、樹林が減少し、野鳥たちの数も減ったようです。小1時間歩いて収穫ゼロ。しかし、帰宅すると自宅の庭から、ギィーギィーと鳴く声が聞こえてきました。ヤマモミジの枝の間に野鳥が一匹。コゲラでした。しばらくヤマモミジの幹をつついた後、飛び去りました。 残念ながら顔を見ることができなかったので、数日前に別の場所で撮ったコゲラの顔写真を添えます。野鳥が減ったとはいえ、里山の林のなかでコゲラのドラミングの響きをよく聞きます。
« オスプレイ来るな! | トップページ | 絶望と希望と、怒りと祈りと―『広河隆一・チェルノブイリ―展』から― »
コメント