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朝方降っていた小雨もやみ、日が差してきたので、近くの里山に散歩に出かけました。この冬は、もっぱら探鳥を楽しんだのですが、キジを写真に収めたのは初めて。ケンケ~ンと大きな声のする方をみると、キジの雄が、イノシシ除けの赤い柱と電線の側を、ゆっくり歩いていました。
先に読んだ朴裕河著『引揚げ文学論序説』(人文書院2016刊)において、植民地や占領地における帝国支配の「記憶の風化が進んでいる今日こそ、改めて読み直されるに値する」と高く評価された後藤明生の小説『夢かたり』(中央公論社1976刊)を、市立図書館から借り読みました。