里山散策
朝方降っていた小雨もやみ、日が差してきたので、近くの里山に散歩に出かけました。この冬は、もっぱら探鳥を楽しんだのですが、キジを写真に収めたのは初めて。ケンケ~ンと大きな声のする方をみると、キジの雄が、イノシシ除けの赤い柱と電線の側を、ゆっくり歩いていました。
冬の間、目を楽しませてくれたジョウビタキやシメなどの渡り鳥たちは、すでに北国へ渡っていったのか、最近姿を見かけなくなりました。これらに代わって、ツバメたちが帰ってきました。庭の桜には、花の蜜を吸ったり小虫を食するために、メジロやコゲラなどが頻繁にやってきます。 春から初夏、花が咲き新緑が樹々をおおい始めると、野鳥たちの姿は樹陰に隠れ、目視することはむずかしくなります。だから、春以降は野鳥のさえずりを聞きながら、目は山野草に向かいます。春早くから咲いていたスミレの花はいまだに咲きつづけています。 いつもは、ヤマザクラとともに咲くヤマツツジが、一か所で先行して咲いていました。他の株はほとんど、花芽はいまだ固いまま。 3月上旬に咲き始めたウグイスカグラの花は、今が旬。なかに、淡いピンクと白色の花がありました。 コナラの樹を椎茸原木として伐採した跡地に、ヘビイチゴの黄色の花が咲いていました。 丘の上から自宅まわりの集落を見下ろしました。
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