新緑の季節
南からの強風にあおられ、庭のソメイヨシノの花びらが、吹雪のように舞っています。桜花は、ソメイヨシノからヤマザクラへと引き継がれ、里山は新緑の季節へと替わってきました。日中、部屋の温度計は30℃を指しました。
孫娘を学校へ送った後、つれ合いとともに、近くの山を歩きました。田んぼの脇の桑の木にアケビの蔓がからまって、花をつけていました。強風が吹いたためか、今日の空の青色は、格別鮮明でした。 坂道の途中、陽当たりのいい地面に、小さなジュウニヒトエ(十二単)の花が咲き始めていました。園芸種とは違い、野性的な味わいがあります。
里山の尾根沿いの小径に、キイチゴの白い花が咲いていました。
ヤマザクラの花も、白色が多い。開いたばかりのヤマザクラの葉っぱは、桜餅の葉を想像させ、美味しそう。
つる性植物といえば、サンキライ(山帰来)の花が、あちこちで咲いていました。地味な花ですが、良く見ると可愛い。
竹林のそばの草地に、落ち葉の間からシュンラン(春蘭)が顔を見せていました。この地点に毎年、その姿を見せてくれます。
新緑の里山は次々と、山野草や樹木の花たちを、提供してくれます。
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