安倍改憲NO!3000万署名
毎週土曜日夕方、高崎駅前で「安倍9条改憲NO!」の署名を集めています。7~10名ほどの市民が参加し、買い物や通勤・通学、あるいは旅行のための駅利用者を対象に、「9条をまもろう!」「平和憲法を守り生かそう!」と訴え、賛同署名をとります。駅前を行き交う多くの人びとが、無視または無関心のまま、忙しそうに立ち去りますが、時に、目と目が合ってタイミングよく署名を頼むと、こころよく引き受けてくれます。ときには握手を求められ、「頑張ってください」と励ましの言葉をかけられると、もう舞い上がるような気持ちです。二人連れの青年が、私の呼びかけに応えて立ち止まり、「留学生でもいいですか?」と尋ねました。日本在住なら国籍を問わないと答えると、早速、ローマ字で署名してくれました。日数を重ねると、「この間、署名しましたよ」といった方々がちらほら出始めました。署名した方たちからは、「安倍さんは本気だね」「もう間に合わないんじゃないか」「天皇陛下も心配なさっているらしいね」などの声が、あがりました。安倍改憲への強い懸念の声が、発せられます。
(庭の餌場にヒマワリの種を置くと、ヤマガラとシジュウガラが、交互に飛んできて、時には小さな争いをしながら、種子を啄ばむで飛び去ります。)
なかには、私たちの署名活動に対して、疑問や反感を持つ人びとがいました。ある青年は「北朝鮮がミサイルを撃ったらどうするのか?」と尋ねました。私は「そうなれば戦争になる。しかも核戦争に」と断言し、だからこそ、外交によって解決すべきなのだ、と説きました。初老の男性は、「自衛隊がなければ、誰が国を守るのだ」と食って掛かりました。私たちの主張は、自衛隊の存否を問うてるのではなく、自衛隊に海外で戦争をさせないために9条を守ろうと言っている、と答えました。「お前ら共産党だろう!」と罵声を浴びせる声の方を向くと、初老の男性が、恐ろしい形相で私をにらんでいました。反戦・平和運動に対する「アカ攻撃」に、戦前の軍国主義時代を思い起こさせ、何か冷たいものが背に流れました。
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