おろかものの碑
昨日の午後、高崎市の群馬音楽センターで、憲法記念日集会があり参加しました。ジャーナリストの伊藤千尋さんは、記念講演『憲法を活かした社会を創ろう』の冒頭、群馬県中之条町・林昌寺の「おろかものの碑」を紹介しました。1961年に建立されたこの碑は、平凡な田舎の村で日本の侵略戦争に加担した公務員や団体幹部などが、「おろかものの実在を後世に伝え再びこの過ちを犯すことなきをねがい」自らの手で建てたものだという。保守的だと言われるこの群馬の地で、戦争における加害責任を見つめた先人たちがいたことに、驚きと同時に誇らしさを覚えました。近いうちに林昌寺を訪ね、「おろかものの碑」を見たいと思う。
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