2017年5月29日 (月)

5月の詩

 引揚げ文学として後藤明生や小林勝の小説に引きつづき、「満洲」からの引揚げ者である詩人・小説家の木山捷平(1904~1968)の作品を読み始めました。木山は、長春で敗戦を迎え難民となりますが、この話はもすこし小説を読み進めたあとに、紹介したい。今回は、小説巻末の解説に引用されていた木山捷平の書いた『ふるさと』という詩を取り上げます。思わず「ああ~っ」とため息を漏らすほどに、心ひかれた詩です。

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2017年3月19日 (日)

津波予見可能・原発事故は防げた! 群馬避難者・原発訴訟判決

  一昨日、前橋地裁において、福島原発事故で群馬県に避難した住民による集団訴訟の判決があり、その報告集会に参加しました。会場となった教育会館大ホールには、立錐の余地なく大勢の人びとが詰めかけ、熱気がこもっていました。演壇の上には、「故郷を・普通の生活を返せ!こどもの未来を奪うな!」と大書したパネルが掲げられていました。Img_0020

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2017年3月10日 (金)

オスプレイ初飛来

 昨日の朝、米軍の垂直離着陸機オスプレイの参加する日米共同訓練に反対するため、榛東村の自衛隊相馬原演習場へ行きました。相馬原は、自宅から車で1時間ほどの距離、現地に到着した9時30分ころには、すでに50人前後の市民が「オスプレイ GO HOME!」等の横断幕を掲げ、オスプレイ飛来と日米軍事演習の反対を訴えていました。Img_0018

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2017年3月 8日 (水)

絶望と希望と、怒りと祈りと―『広河隆一・チェルノブイリ―展』から―

 先週末の3月4日、5日、高崎市吉井文化会館ギャラリーで開催した『広河隆一・チェルノブイリ展』は、184人もの入場者があり盛況のうちに終わりました。フォトジャーナリスト広河隆一さんの知名度の高さとともに、昨年につづき、吉井町行政区でのチラシ回覧とポスター掲示、高崎市内の公民館や文化会館へのポスター掲示とチラシ配置、そして12月以降は脱原発関連集会等でのチラシ配布など宣伝活動に力を入れた結果でした。人口2万人ほどの小さな町内の140か所の掲示板に張られた乳児を抱いたベラルーシの母親の肖像は、町や村の人びとの眼にどのように映ったでしょうか。Img_0002_2

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2017年2月25日 (土)

オスプレイ来るな!

 昨年末、沖縄で墜落事故を起こした垂直離着陸機オスプレイが、3月、群馬にやってきます。沖縄では、オスプレイ墜落の事故原因すら究明されないまま飛行訓練が再開され、県民の激しい怒りを買いました。防衛省によると、3月6日から17日にかけて、群馬県相馬原演習場と新潟県関山演習場において、陸上自衛隊と米海兵隊による日米合同訓練を実施する、というもの。今日、高崎城址公園で開催された「オスプレイ来るな!日米合同演習やめよ!2・25群馬県民集会」に参加し、オスプレイ飛来反対の意思表示をしました。Img_0008

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2017年1月17日 (火)

『広河隆一・チェルノブイリ展』を高崎市吉井町で開催します

 来る3月4日(土)、5日(日)の2日間、東日本大震災・福島第一原発事故6周年を記念して、『広河隆一・チェルノブイリ展』を、高崎市吉井町の文化会館ギャラリーで開催します。すでにチラシとポスターは印刷を終えており、今日から宣伝活動に入ります。当日会場に掲示する予定の主催者の「挨拶文」をもって、開催の趣旨説明とします。(ポスター:「6.pdf」をダウンロード)

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2016年11月 2日 (水)

「正義」という言葉が生きていた―群馬・原発避難者集団訴訟が結審

Img_1636 昨日(10月31日)、福島原発事故により群馬県へ避難した人びとが起こした集団訴訟が結審するということで、前橋地裁へいきました。原告のひとりで、今春、福島原発被災地を案内した丹治杉江さんから声が掛かったもの。地裁入口の受け付けで「0019」の傍聴整理券のリストバンドを腕にセットしてもらい、40分間ほど小さな会議室で、抽選結果を待ちました。しかし、壁の張り出された当選番号には「0018」はありましたが、私の番号はありませんでした。残念ながら傍聴はかなわず、裁判後の報告集会に参加することにしました。

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2016年10月11日 (火)

チェルノブイリからの伝言 ― 広河隆一の写真記録集から ―

 「ノーモア・チェルノブイリ」の悲願を胸に抱き、事故に遭遇した犠牲者の悲しみと衝撃を、世界と未来に伝えつづけるひとりの日本人がいます。フォト・ジャーナリスト広河隆一。広河氏は、スベトラーナ・アレクシェービッチの「個々の人間の記憶を残すことが大切」というメッセージを受け、何が失われたのかを心に刻むためチェルノブイリを訪ね、写真を撮りつづけてきました。今年の春出版された広河隆一著『写真記録 チェルノブイリと福島 人々に何が起きたか』(デイズジャパン16年3月刊)から、広河隆一の伝言を聞き取ります。 Imagesglqrmyy4(ズイコバ・アレクサンドラ10歳。鼻の肉腫で繰り返し手術を受けている。イゴフカ村、ベラルーシ。2009年 同上『写真記録』から) 

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2016年10月 3日 (月)

チェルノブイリからの伝言 ― チェルノブイリ事故30年・福島原発事故5年

Images_2  人類がふたたび、チェルノブイリ原発事故の悲劇を繰り返してはいけないと、事故に遭遇した犠牲者の悲しみと衝撃を、世界と未来に伝えつづける人びとがいます。そのひとり、ベラルーシのノンフィクション作家スベトラーナ・アレクシェービッチ。福島原発事故から5年たった今、あらためてチェルノブイリからの伝言に、耳を傾けたい。

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2016年5月 4日 (水)

「戦争法廃止」署名活動の顛末

 デモや集会への参加には、ためらいや物怖じを感じませんが、署名活動は正直、苦手です。一対一で政治について話すことに慣れておらず、いわんや他人を説得することなど考えたこともない。地元9条の会の行なう署名では、せいぜい家族の署名を提出するにとどまっていました。しかし、飽くなき安倍晋三の暴走は、個人的な好みを許さない最悪レベルに達しました。勇気を奮って「戦争法廃止」署名活動に参加しました。

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